第3節 ツエーゲン金沢戦
ホーム開幕戦は大量失点
ホーム開幕戦は3-5で敗戦。
ミスも重なり大量失点となりました。
スタメンは前節から高木が外れ、シルビーニョがFWで出場。
絶好調の新太が右サイドに入ります。得点を取れている新太はゴールに近いFWのほうが良いのではと思っていたけど、アベルトの考えは如何に。
立ち上がりはアルビが主導権を握り、5分に先制。
ハードなヤンツー金沢は前からの圧力をかける守備と人へのタイトなマークが厄介なわけですが、その金沢のタイトマークのによりできるスペースをマウロの縦パスからシルビーニョが上手く抜け出し、最後はファビオが流しこむ。
完璧な立ち上がりで、今日も3得点ぐらい取れるかなと思っていたら、あっという間に逆転&失点を重ねます
前半9分 ルカオ
前半18分 下川
前半24分 廣井
前半33分 ルカオ
今シーズンまだチームとして得点がなかった金沢に一気に4点入れられてしまう展開。
1失点目と2失点目は相手のシュートが田上に当たりゴールに吸い込まれる不運とも言れる失点。それでもシュートに持っていかれるまでが軽かったし、ここら辺は問題ですね。
大問題は4失点目。藤田のクリアミスで失点。ここら辺は公式戦での経験の無さがでてしまったのか。
前半だけで決定的な4点目でしたが、前半36分にファビオが2点目を決め2点差となったことで、首の皮一枚つながった状態でアルビは前半を終えます。
後半はCB田上を下げ至恩を投入。ゴンザレスがCBに。
その入った至恩が左サイドから相手を切り裂き、相手に脅威を与えます。決定的なチャンスも数回ある中決めきれないアルビ。
後半はさらにロメロ、秋山、ゴンザレスに代えて高木、島田、舞行龍を投入。
後半27分に高木がファビオとの連携から上手く相手ボックスに侵入したところを倒されてPK獲得。シルビーニョが決めて1点差として、もう1~2点取ってくれと思っていたところ、藤田が相手を倒したとみなされ、後半41分にPKにて5失点目を献上し万事休すとなりました。
試合スタッツ
7割近くアルビがボール保持し、金沢の3倍以上パスを回した試合ですが、後半の金沢は無理に攻め込む必要もない試合だったわけで、逆にカウンターから惜しい場面も作ったし、実際PK獲得し決定的な5点目を奪いました。
アルビは誰が見ても守備が課題ですね。
3試合連続3得点取れてるのに、結果は1勝1分け1敗。
「普通3試合連続で3得点取れれば3連勝だろ。」と思うけどそう簡単にいかない。
ディフレクションで2失点という不運はあったものの、相手にシュートを打たれるまでのディフェンスのまずさはありました。
バイタルエリアに侵入してくる相手に対して、最終ラインと中盤で誰が対応するのか。問題解決に取り組んでほしい。
今日は後半途中から出場した舞行龍はやはりスタメンで見たい。前節はケガだったのか、ベンチからも外れていたけど、安心感とフィード能力は田上よりも上だと思う。
田上も悪いわけでないけど、現状はやはり舞行龍が必要。
そしてメンタルが心配なGK藤田。
2試合で8失点。
前節は明確なミスによる失点は無かったけど、今節は大きなミスを犯し試合を壊してしまった。
19歳。プロ2年目にとってはトラウマにもなりかねない。
開幕戦に出場した小島がケガで使えない中、大谷という昨シーズン全試合出場したGKがいるわけですが、
あえて言いたい。
「このまま藤田で行こう」と。
もちろん大谷でも文句はないんだけど、せっかく2年目19歳の藤田にGKを任せたんだから、もう少し長い目で見てみよう。まだ3節だしね。
ただそのためには藤田自身が今日のミスを引きずらず、自信を持ってプレーしてほしい。
チームとしてまだまだ課題が多いアルベルト・アルビ。
でも得点は取れてるし、
なによりこのツイートを信じましょう。
今年は良い監督なので大丈夫です!しばしお待ちを!
— KAZUAKI YOSHINAGA (@yoshinaga_kazu) 2020年7月4日