NBAが好きなアルビサポのブログ

アルビレックス新潟の事を中心に書いていきます。たま~にNBAネタを挟みます。浅い知識で偉そうに書いていくスタイルです。

第34節 水戸ホーリーホック戦

上位チームの水戸に3-0の勝利
開始直後にシルビーニョループシュートが決まり主導権を握れるかと思ったけど、その後はいつも通り自陣に押し込まれる展開に
結果として後半ロスタイムに2点追加して3-0のスコアで終わったけど、内容的にはアルビが自陣深くでブロックを敷き守る展開でしたね

水戸は上位チームだけあって流石の組織力でした
❝すごい❞と思う選手はいないけど、ボールを奪われた後のプレスも鋭く、チームがしっかり連動していた
DAZN実況が
「水戸というチームはボールを奪われた後の3秒間を大事にしている」的なことを言っていたけど
まさにその通りだった

前線からのプレスもありアルビは苦しめられたけど、何度か上手く相手をはがしてボールを前に運んだ場面もあった
特に堀米と高木の存在が大きく、堀米はパスだけでなくボールの持ち出しで相手をいなすことが出来る
高木はカウエに代わりここ数試合ボランチ出場しており、カウエのようなフィジカルは無いけど、中盤に溜めや落ち着きをもたらす存在になっている

とはいえ上にも書いたように、基本的に今のアルビは引いて守るチーム

とにかく引く。

前線のレオナルドとシルビーニョファーストプレスにはいくけど、その後のプレスは連動しない
それは中盤の選手がプレスをサボっているのではなく、チームの約束事として無理していかないことになっている様にしかみえない
4-4-2の形を崩さず引いて、スペースを消すことを第一とする
それが今のアルビの守備の約束ごとになっている

それ自体は悪いことではないと思う

色んな戦術があるわけで、どういったチーム作りをするかは監督の権限なわけだし
ただ今のアルビの問題点は引いているのに簡単にチャンスをつくられること
相手の攻撃がほぼチャンスにつながってしまう。ボールを奪う位置が低いからカウンターに行くにしても遠すぎるし
なんとか掻き出すといったシーンも多いから、二次攻撃を受けることも多い

DAZN解説の本間勲も「アルビは相手ボール保持者へプレッシャーを与えられていない」と言っていた
今日の試合は無失点で終えられたけど、この守備の問題は結構大きく、アルビが勝ち点を伸ばせない要因
というか、このブログでもず~とこの守備のことを書いている(マイケルがCBに入って安定感は多少出てきた感はあるけど)

残り試合も少なくなってきたため、今シーズン中での問題解決はできないだろうけど、次のシーズンまでには何とかしないと
また今シーズンと同じ結果になってしまうと思う

正直に言ってしまえば、今のアルビにはワクワクしない
今日は上位の水戸に勝ったし、得点もシーズンを通してたくさん取れているのだけれど、戦い方があまりにも消極的に映る

多くのアルビファンの希望は至恩
今日も素晴らしいドルブルからのPK獲得という素晴らしいプレーを見せてくれた

過去には小塚という地元出身の希望に愛想を尽かされ、出ていかれたアルビ
是永社長は選手に選ばれるクラブにしていきたいと言っていたけど、現状では選ばれるクラブには程遠いですね