次節 愛媛FC戦を考える
どうも継之助です
台風19号が心配ですね~。
J2も中止の試合がありますが、新潟vs愛媛は予定通り行われます。
プレーオフ圏内へ順位を上げるために負けられない戦いが続くアルビ。
前節久々にゴールを決めた渡辺新太は頼もしいコメントをしてくれてます。
「勝てると思う。普通に」
こう言えるのはそれだけ自信があるんでしょう。相手からしたら面白くないでしょうけどね。
台風で出かけることもできないので、前節の京都vs愛媛の試合を見て、愛媛の戦い方を予習してみました。集中力がないので試合全部じゃなく部分的にですが
前節:京都vs愛媛
愛媛の現在の順位は16位(勝点39)
システムは3-4-3
前線はウイングを置く3トップではなく、ワントップ+2シャドーの形。
京都vs愛媛 スタメン
試合は京都が2点先制するけど、その後愛媛が2点返してドロー
愛媛は引いてカウンターといったチームではなく、攻撃はパスをつなぐ。守備でも基本的には前線からプレスをかけていました。
愛媛は前からプレスに行くときは下の図のような形
(紫が京都・白が愛媛)
京都も3バック。中盤はアンカーの前に2人置く、逆三角形の形。
京都の3バックに対して、愛媛は前の3人がプレスを仕掛け、京都のアンカーに対しては、愛媛は神谷がボランチの位置からポジションを上げマークすることで京都のビルドアップに対応していました。神谷と山瀬は前半途中からポジション入替。
常時ハイプレスではないけれど、基本的に前からプレス。
攻撃は10番神谷が中心。自分で仕掛けられるし、パスでリズムも作れる。
相手を押し込むと、ボールサイドのCBも攻撃参加することで攻撃に厚みが増します。
愛媛の2ゴールは、CKの流れでペナ外から神谷が相手をかわしてのシュートによる得点と、相手を押し込みサイドからのクロスに3列目から飛び込んできた山瀬のヘディングによる得点。
アルビが狙うポイント
次節スタメン予想
前節、愛媛は2失点しているけど、どちらの失点も最終ラインの裏を突かれての失点。特に1失点目は、CBの一人がつり出されて最終ラインが乱れた所をうまく京都に使われていました。
そこらへんの対応がスムーズではないため、アルビも狙いたいですね。
冒頭の新太の記事であるように愛媛の3バック脇のスペースを狙うことがアルビの戦略のひとつなんでしょうが、相手もそれをさせないためにプレスをかけてくるでしょうし、相手が引いた状態では5バックになりスペースがなくなります。
相手が前からプレスにくるのを上手くかいくぐり、いい状態でボランチの高木あたりから相手の高い最終ラインの裏のスペースにボールを送り込めればいい形の攻撃が出来そう。
また京都のゴールのように縦パスで愛媛CBをつり出して、相手の最終ラインの乱れを狙いたい。
個人的に注目したいのは中盤の両サイド。前節と同じであれば新太と至恩。ビルドアップを助ける動きと、そこから相手の裏を狙う動き、そしてパスの出し手の役割をこなせるか。
サイドに張るだけでなく、少し中にポジションを取るなど相手マークマンを困らせるような位置取りも必要ですね。良い距離感でワンタッチ、ツータッチでパスを回せれば、愛媛の裏のスペースを狙える状況が作り出せると思います。
アルビは守備の仕方を変えないでしょうね。守備に関しては毎試合心配です。基本的にアルビが押し込まれる展開になるでしょうが、押し込まれすぎないようにしてほしい。愛媛の3バックの両サイドは、自分のボールサイドであれば攻撃に絡んでくるので、そこに誰がチェックに行くのかはっきりしないとですね。特に前野はキックが上手いですから。
伝統的?にアルビは3バックのチームを苦手にしてますが、奇跡の昇格プレーオフ出場のためにも、今季初の3連勝を飾ってほしいです。