NBAが好きなアルビサポのブログ

アルビレックス新潟の事を中心に書いていきます。たま~にNBAネタを挟みます。浅い知識で偉そうに書いていくスタイルです。

第1節ザスパクサツ群馬戦

祝・2020シーズン開幕。そして開幕戦3-0での勝利。

待ちに待ったJ2開幕。アルベルト監督もチームの完成度はまだまだという中、選ばれた開幕戦のスタメンがこちら

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ベンチメンバー

大谷・田上・早川・至恩・島田・ファビオ・矢村

新10番の至恩がベンチスタート。左サイドはロメロ・フランクを起用。GKは大谷がベンチでスタメンは小島。前線は新太とシルビーニョのコンビ。マウロとゴンザレスもいきなりスタメン。

 

試合後のスタッツ

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強風の中での試合であり、特に前半アルビは風下だったためやりにくさは相当だったと思います。前半を無失点で切り抜けたことが大きかった。後半は風上になりだいぶプレーしやすそうでした。シュート数も前半2、後半11でしたからね。

スタッツ的にはボールを回し支配率を高めるという、今シーズンのチームスタイルが数字にも表れました。しかしアルベルト監督の云う通り、チームの完成度はまだまだという印象。特に相手を押し込んでからの崩しのプレーは見られませんでした。サイドアタックは両SBが主に担っていましたが、単独での仕掛けからのクロスが多く、数人で崩しの形はこれからでしょうかね。

ビルドアップの場面では主にゴンザレスが最終ラインにおりて、秋山と縦関係になるなる形も見られました。昨シーズンは秋山が最終ラインからボールを引き出す役割を担っていたけど、今シーズンはもう少し前での仕事が増えそうです。イメージではバルサで云うブスケッツからシャビの役割に変更ですね。

ビルドアップも助けつつ、そこから直接チャンスにつながるパスも出せる位置取りを期待されていると思います。

チームとして狙っているんじゃないかなと思った前半17分あたりのビルドアップの形

・ゴンザレスがCBの間におりて3バックの形⇒両SBは高い位置取り⇒両SHは内に絞る

この形だと秋山が3バックの前のアンカーのようになります。最終ラインから前線に速い縦パスを送り、ダイレクトで秋山に落とす。前線が下りて出来たスペースに2列目の選手が走りこみ、そこに秋山がパスを送る。

この形がはまればパス3本で相手最終ラインの裏を取れます。ここら辺のパススピードと正確性が大切になってきそうです。もちろんビルドアップから一気にチャンスに持っていく形はほかにもあるんだろうけど、まだそこまでのオートマティックなシーンは見られなかった。

まぁチームの完成度は監督がまだまだと認めているのでね。その中で開幕戦、しかも強風という難しい条件のなか3-0で勝てたのはほんと大きいんだ。

 

選手個人に目を向ければ、やはり新加入選手が注目でしたが、出場した選手みんなよかった。大本は期待通り自分で仕掛けられる選手だし、ポテンシャルは高い。

GK小島も良かった。小島って左利きだったのね。シュートストップの場面はなかったけど、パスの精度は大谷よりかなり良さそうです。

ロメロ・フランクも今シーズンは至恩の定位置だと思われていた左サイドハーフで出場したけど、体の強さと中盤どこでもできる技術を生かして攻守に貢献。チームがまだ完成されていないこの時期に監督がロメロを選ぶ理由がわかる気がします。

新外国人のゴンザレスも落ち着いてプレー。ボールも奪えるし、ビルドアップ時のパス回しも安定。チームが攻めあがった後のリスク管理もしっかりとこなしていました。CBのマウロは正直不安だったけど、対人プレーに強いし、マイケルとのコンビも問題なかったですね。そしてファビオ。でかいけど足が速く、裏への意識もあるから相手にとって嫌だろうな。

 

 

最高の結果で開幕戦を飾れたアルビ。J1昇格チームになるにはまだまだですが、チームのポテンシャルは昨シーズンより高いと思います。期待しましょう。