NBAが好きなアルビサポのブログ

アルビレックス新潟の事を中心に書いていきます。たま~にNBAネタを挟みます。浅い知識で偉そうに書いていくスタイルです。

第2節 ヴァンフォーレ甲府戦

祝J2再開!! ヴァンフォーレ甲府

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待ちに待った再開戦。

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スタメンは開幕戦スタメンだった舞行龍と大本が外れ、ベンチにも入らず。ケガでしょうかね。代わりに田上がCBで新井が右SBに入りました。
そして注目だったGKには予想通り藤田が起用されプロ初出場。
昨シーズンの高卒ルーキー4人衆のうち、秋山と藤田がスタメン。
至恩と岡本がベンチ入りと高卒2年目にしてしっかりと戦力になっているのは素晴らしい。

対する甲府は前線の4枚が強力。注目していた新潟ユース出身の泉澤は得意の左サイドではなくトップ下でスタート。

 

 アルビは4-4-2の形と思っていたけど、前半40分頃まではゴンザレスをCBにして5バックを形成。

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 試合後その狙いをアルベルト監督は
「相手が長いボールを入れて、サイドの深い位置を攻めてくることが予想されたので、守備で68メートルの幅を守るために、5バックでプレーした。同時に、幅を取った攻撃をしたかったので、5人のラインを選択した。一方で、最終ラインを5人にすることで中盤の人数が1人減る。それにより試合をコントロールできない時間もあったので、中盤の支配を改善するために、あらためて中盤の人数を増やした」

と語っています。

相手に合わせて柔軟に戦術やシステムを今後も変えていきそうです。

 

試合はアルビが先制。前半19分に右サイドから上手くボールを繋ぎ、ファビオとの連携から新太がゴールゲット。複数の選手が絡んでの崩しからのゴールで完璧な流れでした。

しかしその後は甲府ペースに。

アルビは5バックなので中盤の3枚の両サイドのスペースを使われ、押し込まれる時間が増える展開に。攻撃も両サイドと中盤の押し上げが難しく、なかなか上手くいかない時間となります。

そんな中、甲府はいつの間にか泉澤とドゥドゥがポジションチェンジしており、前半33分にその泉澤が新井をかわしクロス→ドゥドゥのヘッドで同点にされてしまう。

泉澤のクロスが素晴らしかったです。ドンピシャ。

まぁできれば新井がクロスをあげさせない守備をしてほしかった。

このゴールは仕方ないと思えたのですが、まずかったのは2失点目。

同点ゴール直後の流れで新井がパスミス。そこから再びドゥドゥに決められあっさり逆転されてしまいます。

凡ミスから逆転されたのでこれは精神的に痛かった。集中力の問題ですね。

 

逆転されてからはゴンザレスを中盤に上げ、4-4-2の形に。

秋山が自由にボールを受けれるようになり、アルビがペースを取り戻します。前半46分にその秋山がペナ内に走りこんだ新太に素晴らしいミドルパスを送り込み、新太がダイレクトシュート。これで同点。新太の動き出しとシュートもすごかったけど、なんといっても秋山のパスですね。ピルロのようなパスでした。

前半で同点に追いつけたのは大きかった。

 

後半は基本アルビペースだったと思います。

後半は引き続き4-4-2の形で、秋山を中心にボールを回せていたし、そこから上手くサイドに展開し、SBの攻め上がりも見られました。

アルビの選手交代は

60分 高木⇒至恩

70分 堀米(足がつり)⇒早川

   ロメロ・フランクシルビーニョ

 

 

80分にアルビが逆転ゴール。

ゴンザレスが相手陣地でボールを奪い、至恩へ。至恩が巧みに相手を躱し、シルビーニョへパス→シルビーニョがたたきつける上手いシュートで逆転ゴール。

 

 

甲府は交代枠使いハーフナーや金園など強力FWを投入していたけど、アルビも上手く対応していたのでこのまま勝ち点3取れると思っていたんですが、ロスタイムにロングスローから胸で押し込まれ同点にされて試合終了。

ロスタイムが6分と長く、これにはアルベルト監督も苦言を呈していました。

でも給水タイムもあるし、今後もロスタイムを長めにとるようになるんでしょうかね。

 

 

 

試合スタッツ

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試合の感想としては勝ち試合だったなと。

ミスによる失点があった中、逆転できたわけで。後半は圧倒的ではないがアルビのペースでしたからね。ロスタイムでの失点は精神的に来ます。

あとゴンザレスは中盤で秋山の隣に置き、最終ラインの前で睨みを利かせる方が効果的な気がします。

初出場となった藤田も前評判通りキック精度は高く、最終ラインとのパス回しも落ち着いていました。3失点とも藤田の大きなミスはなかったけど、3失点自体は事実なので、一つでも止められるようなGKになってほしいですね。

 

 

チーム全体ではパス回しのテンポは昨シーズンや開幕戦よりも大きく向上されている印象。勝ち点2を失う結果で気落ちしてしまうけど、内容的には今後に期待できると思います。